10/6(土) 第2回医科学講習会
昨年度より、神戸市サッカー協会・医科学委員会の活動のひとつとして医科学講習会が行われています。
第2回医科学講習会につつじが丘ファミリーサッカー保護者代表として、4年生の保護者の方に参加
していただきました。
■講義内容
・『スポーツ障害の発生予防』
・『つよいカラダを作る食べ方〜あと少しのチカラを出すために〜』
『スポーツ障害の発生予防』
1.しっかり休んで疲れを取る
2.運動前後にカラダの手入れ(ストレッチ)をする
3.自分のフォーム、動き方をチェックする(痛みがある人は特に蹴り方、走り方)
4.左右のバランス、全身運動をする(同じ場所ばかり使わない)
5.自分の体のチェック(セルフチェックは可動範囲や関節の形の左右差を見るとよい)
6.子供の発育に応じた指導子供は関節の柔軟性が大きく、靭帯が骨よりも丈夫であるため、捻挫や肉離れの発生は
比較的少なく、骨端線の損傷(スポーツ障害)や骨折をきたしてしまうそうです。
子供が同じ個所を痛がる場合は早めに受診するようにしましょう。
『つよいカラダを作る食べ方〜あと少しのチカラを出すために〜』
補食とは練習に必要な栄養分や練習後、競技に使った栄養分を補給することです。
スポーツをする子供はこの補食をしっかりと取ることでつよいカラダになります。
大切なのはとるタイミングです。
1.エネルギー(炭水化物)補給・・・練習前。試合と試合の合間。練習直後。
空腹を感じた時。(おにぎり等)
2.タンパク質補給・・・練習後。フィジカルトレーニング後。筋疲労を感じた時。
(牛乳1杯等)
3.ビタミン補給・・・バランスの悪い食事の時(野菜不足)。練習後疲労感のある時。
4.ミネラル補給・・・集中したい時。スタミナ不足を感じる時。汗をたくさんかいた時。子供達を食事によって応援しましょう♪
参加していただいた保護者の方の感想です。
・5時半スタートと少し遅めに始まった講演会は、中学でクラブをしている中学生の保護者や、
サッカーチームの保護者がたくさん聴きに来ていました。 食事については、スポーツを
している子供に与えるべき食事量やバランスについての話がありました。
量については思っている以上の多さで、我が子の食事量の倍近くが理想量でしたのですごく
驚きました。普段、子供と普通に生活しているだけでは知らなかったことをお話しいただいて、
とても勉強になりました。・私はサッカーの知識がほとんどありませんので子供達が楽しくサッカーを続けていくためには、
サッカー特有のケガについての予備知識はとても大切だと思いました。
栄養士さんのお話は、完璧には無理でも少し野菜を増やしてみようとか、食べ物の組み合わせを
工夫しようとか、子供の食生活について見直してみるきっかけを与えてくださいました。
特に小学生の間は、体の土台を作る大切な成長期ですので、今回のような講演をチーム全体で
DVDなどで視聴するなど、もう少し気軽にみなさんに聴いていただける機会があれば、子供を
ケガから守ることもでき、食育について考える良いきっかけになるのではないかと思いました。
私も大変興味のある講演内容だったため神戸市サッカー協会のHPを確認しましたが、とても
参考になる講習会だったのではないでしょうか。
特に食事のあり方については、気にはかけていてもバタバタとした生活のなかでは振り返る
余裕がなかったりしますので、少しずつ出来ることからやっていきたいなと思いました。
ご参加いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。
(チーム長 K)