【その2：午前（予選）】

　中央の審判の笛で、4つのコート同時に3年生のゲームが始まりました。
「これくらいならできるな。」「そうですね。」「このままあがらんかな。」
　携帯とにらめっこしているコーチが一言
「いや、無理ですね。7ミリの雲が向かってきてます。」　

　雨雲レーダーは正確、だんだん雨が降ってきました・・・うぅ・・・
そして強い雨に・・・あっという間に白線が泥の中に消えます。

「ライン見えへんな・・・
　　　　　　・・・マーカー置こか・・・へ（ ；・_・）丿」

　また小止みに。
「もうこれで止む？」
「いや、まだもう一山きます。昼からは上がります。」
　
　お願いだから雷だけは鳴らないで、と祈りました。

　雨が強くなります。
　本部テントも足元まで水びたし…組み合わせ表に泥だらけのボールが転がってきて　…ベチャっ(*ノ_<*)　

「６年生まで一試合ずつやって終わりにするか…」

　
　風が強くなり、寒くなってきました。子供達大丈夫かな、風邪ひかないかな…。
　慌てて長袖ユニに着替えた６年生の2試合目あたりがピークでした。
　
　そう、こんな状態( ｉдｉ ) 雨はなかなかやみません。
　ただ、寒ぃぃ〜と言ってた子供達も、いざ試合となれば夢中でサッカーしてます。
意外と楽しそうに（見えないこともない）。
　
　
　これは寒くて震えてるんじゃないですよ（笑）キックオフからゴールされないように…いや、笑っちゃいけませんね(^.^;
（またこれが、結構な確率でこの壁に当たるのです。見ている母が目をつぶってしまいそう…【><。】 ）

　でも、楽しそうにしてるのです。後で写真を見せてもらうと、真剣な顔の合間に笑ってます。本当に子供っていいなぁ、と思えるみんなの頑張りを見ました。

　大人も頑張りました。コーチ達は合羽着て眼鏡を曇らせ審判。本当にお疲れ様でした。皆さん風邪ひかれませんでしたか？

　保護者の応援もどんどんヒートアップ。雨の中とは思えないほどの賑やかな歓声があちこちで上がります。
　普段よりうんと小さいコートでガチンコ対決。
やっぱりミニサッカーは盛り上がるのですo(^_^)○

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　そのうち、だんだん空に光が差してきました。。。　　　　 【その3に続きます】